ジーナにまたたび

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朝のスーパー。

今朝、新聞のチラシを見てると、『買わなきゃなぁ』って思ってた食品が近所のスーパーで特価で販売ってことを発見。
限定100個、お一人様1点限り。

仕事が終わってから行ったんじゃ、売り切れてるに決まってる。
今すぐ行くなら、買えるだろう・・・。

たかだか、通常の価格より100円少々安いくらいなんだけど、買わないと損!という気持ちがムクムクと湧き上がり、スーパーに向かいました。

店内はぎゅーぎゅーなくらい人がいて、勢いに圧倒されひるみました。
人をかき分け、やっとの思いで目当ての商品の陳列棚まで到達すると、なんと残り3つ。
『あった♪』と喜んでるそばから、オバサマが1つ手にとり、残り2つ。

慌てて、目当ての商品を手に取り、レジに並ぼうとするも、どこがレジの最後尾かわからない。
ただただスーパーの店内に人がズラーーーーーっといるだけ。

どうなってんの?
どうしたら、これを買って帰れるの?

キョロキョロしてましたら、優しそうなおばあちゃんが、
『おねーさん、良かったら一緒に買ってあげましょうか?』
と声をかけてくださいました。





はて?一緒に買うってどういうこと?

『私は、それ買わないから、一緒に精算してあげる。そしたらあなたは並ばないで済むわよ』
と言うわけです。

おばあちゃんのいる場所で、レジまで十数名並んでる。
最後尾は確認できないほど店内をぐねぐね並んでる。
最後尾につくよりも、おばあちゃんの並んでる位置の方がはるかに精算が早い。

こういうの初めてで、お言葉に甘えてお願いして良いのか、一種のレジの横入りになると思われる状況を断るべきなのか・・・。

『ほれ、気にしないでいいから♪』
おばあちゃんは、あたしから商品を取り、おばあちゃんのカゴへポイ。

『すみません、ありがとうござ』
あたしがここまで言った時、おばあちゃんは笑顔で言い放ちました。

『じゃぁ、お魚の所に行ってさんま3匹持ってきてくれる?』
おばあちゃんの目は本気。
チラシを片手に、老眼鏡の奥に光る目には、先ほどの穏やかな印象が消えてる・・・。

『ほら、早く』
おばあちゃんに促され、あたしは鮮魚コーナーへ。
物凄い人ごみで、ここにあのおばあちゃんが・・・と思うと、『(行くべきなのは)あたしか・・・』と思いつつ、言われたとおり、さんまを3匹。

おばあちゃんの並ぶ所までさんま3匹を持って戻ると、
『次は牛乳ね♪2本と、とろけるチーズお願い』
特売品を人質に、おばあちゃんは言いたい放題。

牛乳2本ととろけるチーズを持っておばあちゃんのところへ戻ると、ずいぶんレジが進んでおり、もうこれで終わりだろうと思っていたら、
『急いで、ごま油持ってきて!』

おばあちゃーん(T∀T)


無事精算が終わり、あたしの分の代金をおばあちゃんに支払い、どうも納得行かないけど、お礼を言いました。
『ありがとうございました』と。
おばあちゃんは、『こちらこそ、どうもね♪ありがとね♪』と再び優しい笑顔に。
そして、『こき使っちゃったから、これもらって』とたった今買ったばかりのみかん(Mサイズ1袋10個入り198円)を1個くれました。

みかん、1個・・・。

いや、みかん1個に不満があるとかじゃなくて、朝からあたしは見ず知らずのおばあちゃんの策にまんまとハマったことが腑に落ちないわけで。
おばあちゃんは、『レジが早くできるわよ』と持ちかけて、人ごみを避けて買い物をするツワモノなのかもしれない・・・。



          ジ 『おひとよしね』
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          ノ 『ぼく、おばあちゃんって食べてみたい』
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by jinanimatatabi | 2007-01-16 14:47 | ひとりごと